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マイク所長ブログ★スタッフ日記★

2020/05/23
「ありがとう」が飛びかう職場

皆さま、こんにちは

YSこころのクリニック 看護師の谷です。

 

今回は私が病棟師長になりたての頃のお話です。

 

私が病棟師長になったとき、私のほかに師長は5人いました。

他の師長さん方はドクターヘリがあるような大きな総合病院の経験がある方ばかりで、

田舎の300床くらいの一般病院しか働いた経験がないのは私1人だけでした。

しかも、私は主任経験も浅く2年しかなかったのです。

 

それに実際、師長としての業務をやるようになると、主任時代に師長さんがお休みの時に師長代行としてやっていた業務の20倍は仕事がある!

師長としての仕事も外から見ていたらわからなかったことがたくさんあり、

こんなに業務量があるなんてきいてない!と思いながらやっていました。

これではいけないと、休みの日は管理職研修などに行って勉強していました。

それでも、他の師長さんと比べて、こんな不出来な私の下で働いているスタッフに申し訳ない、この子達は、私でなく他の師長さんの下だったら、もっともっと成長できるのに・・・。よい看護が提供できるのに・・・・。そう思うと情けないやら、申し訳ないやら・・・。

病棟の雰囲気は師長のカラーが出る、病棟を変えたければ師長を変えればいいと言われるくらいなので、早く立派な師長にならなきゃいけない、頑張らなきゃいけないと気持ちばかり焦っていました。

 

今思えば、他人と比べて勝手に落ち込む癖が抜けてない状態でした。

そんな状態が2か月くらいたったある日、相変わらず遅くなって、消灯前くらいに帰ろうとしていた私の目に留まったのは、遅出勤務の看護助手さんが車いすや点滴スタンドの車輪を磨いている姿でした。

私は「そんな所まで拭いて下さるんですね、きれいになります。ありがとうございます。」と声を掛けました。

車いすはブレーキやタイヤの点検、座面を拭くことはあっても、なかなか車輪までは気が回らないのに、きれいにして下さってなんて気が利いているのだろうと思ったからです。

そうしたら、その助手さんは「師長さん、ここの病棟はすごいですね。いっつも誰かがありがとうと言っています。お互いが感謝しながら働いている。こんなにありがとうって言葉が飛び交っている職場はないですよ。師長さん自らがありがとうって言ってくれるおかげですね。私、ここで働けて嬉しいです。ありがとうございます。」と言ってくれました。

「そんなにありがとうって言ってる?」と私は聞き返しました。

すると、「そうですよー。師長さんはじめ皆がありがとうって言ってて、ビックリしました。だから、気持ちよく働けます。師長さんもいつも言ってますよ。気づいてないんですか?」と言われました。

私自身は、そんな自覚は全くなく、ただ普通に声をかけているつもりでした。

翌日、よくよく見てみると、確かに「ありがとう」ってスタッフみんなが言っている。午前中だけでも数えきれないくらいに「ありがとう」が飛び交っていました。

 

はあ~、私はまた見えていなかった。自分の出来ない所ばかりに目を向けて、周りの人の素晴らしさや、職場の雰囲気の良さが全然見えていなかったんですね。

この看護助手さんとの会話は私の目を覚ましてくれたのと、落ち込んでいた私に自信をくれました。

他の師長さんと同じにならなくてもいい。私は私のできることからやっていこう。私のカラーでも大丈夫なんだ。他人と比べなくてもいいんだ、とまた改めて思ったのと同時に、いつまで経っても、なかなか自分を認められない私に気づいた出来事でした。

 

まだまだ自分は変わってない、こんなダメな所があるって思っていても、そんなことはありません!私はそれを人に見つけてもらいました。

誰かと話すことで、自分では気づかない素晴らしい自分に気づくことができるかもしれませんよ。

当クリニックで行っている対面ワーク(ショートケア:実践)、なかなか自分を認められない人も一度、やってみてはいかがでしょうか。お勧めいたします。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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