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★スタッフ日記★2021/10/29
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誰の問題
みなさんこんにちは。
YSこころのクリニックカウンセラーの
文勝敏です。
前回(10月18日)から引き続き、
佐藤康行先生著書奇跡を呼び込む
「わがままスッキリノート」の内容をご紹介させていただきます。
この書籍には、薬物依存、アルコール依存、
それぞれの患者様とそのご家族に佐藤先生が
カウンセリングし治癒していく過程のやり取りが収録されています。
アルコール依存、薬物依存、過食症、
親への依存...何かに依存する自分に、サヨナラした。
あなたの自立を促し、幸運を呼び込む。
そのヒミツは、この「ノート」に。
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早紀
主人の薬がまた半分に増えたということは、私の問題として、しっかり捉えるということですか?
佐藤
自分の問題にするということは、自分を責めることではないんですよ。
「私がこうしたからこうなった。反省しましょう」、そんなことを私は言っていないんですよ。
「反省イコール自分を責めること」です。
自分を責めると、人間の心というのは、相手も責めたくなるのです。
そうなったら、戦いは尽きないわけです。
そうではなくて、自分の問題として、やることをきちんと分かっていないといけないということです。
その答えを、彼が自分の口で言ってくれているのですよ。
早紀
認めるということ?
佐藤
はい。
早紀
ということは、私はいろいろやっているけど、
認めることができていないっていうことなのでしょうか。
佐藤
はい。彼を認めきっていない感じがしますね。
早紀
確かに、たまに疑いの心が出てくることはあったので・・・・・・。
佐藤
彼の薬が戻ってきたのは、誰の問題だと思っていますか?
早紀
正直、主人の問題だと思っています。
佐藤
ですから、そこが違うと言っているのです。
当初、ご主人が薬物依存で、もちろんご本人も悩んでいましたが、
その次に悩んでいた人は誰ですか?
早紀
私です。
佐藤
そうですね。だとしたら、もっと真剣に、
その答えを自分でキャッチしなければいけないですね。
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次回につづきます。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。