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★スタッフ日記★2022/01/29
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でこぼこが消えていく
みなさんこんにちは。
YSこころのクリニックカウンセラーの
文勝敏です。
前回(1月16日)から引き続き、
佐藤康行先生著書奇跡を呼び込む
「わがままスッキリノート」の内容をご紹介させていただきます。
この書籍には、薬物依存、アルコール依存、
それぞれの患者様とそのご家族に佐藤先生が
カウンセリングし治癒していく過程のやり取りが収録されています。
アルコール依存、薬物依存、過食症、
親への依存...何かに依存する自分に、サヨナラした。
あなたの自立を促し、幸運を呼び込む。
そのヒミツは、この「ノート」に。
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早紀
飲んでいるものは飲んでいるじゃないって思っちゃうんですよね。
佐藤
飲んでいるものは飲んでいる。その夫の心の方だけをみるんです。
薬は現象面に現れている彼の心の現れだから、
薬を飲むようになった心というふうに捉えたらいいですね。
それは、何かを埋めようとしています。
自分の中にある何かを、その薬よって埋めようとしているわけです。
本当は、その何かを埋める必要はないんだということに気づいたら、
まず心が満たされるわけです。
満たされた瞬間に、それはいらなくなるから薬は止まるわけです。
最初から完璧に満たされていることに気づけば、
何かを補充しなくてもいいわけです。
そうすると、現象面の目に見える姿も変わってくるわけです。
この机は平らです。
でも、相手は、お茶を入れてここに置いたら、
でこぼこだからカップが倒れると思っているわけです。
そうすると、このカップはずっと置かないでおこうというこということになります。
だから、「いや、大丈夫だよ」「ほら、大丈夫」と、普通に机に置いてあげればいいんです。
そのようにしてあげればいいのであって、
相手に気づかせようという努力もいらないわけです。
「あれ」と、目が自動調整してきて、
自然と平らに見えて、でこぼこが消えていくわけです。
それまでは、「ああ、そう」と相手にしてあげる。
でも、心の中では、ここは平らだと揺らがないということなんです。
早紀
薬を飲んでいても相手にしないで、
彼が完璧だというところだけを見続けて、そのように接する・・・・・・?
佐藤
そうです。そのように接するんです。
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次回につづきます。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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