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★スタッフ日記★2022/08/02
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罪の意識
みなさんこんにちは。
YSこころのクリニックカウンセラーの
文勝敏です。
前回(7月21日)から引き続き、
佐藤康行先生著書奇跡を呼び込む
「わがままスッキリノート」の内容をご紹介させていただきます。
この書籍には、薬物依存、アルコール依存、
それぞれの患者様とそのご家族に佐藤先生が
カウンセリングし治癒していく過程のやり取りが収録されています。
アルコール依存、薬物依存、過食症、
親への依存...何かに依存する自分に、サヨナラした。
あなたの自立を促し、幸運を呼び込む。
そのヒミツは、この「ノート」に。
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●川端さんのケース
佐藤
川端さん、その後どうですか?
川端
相変わらず調子はいいです。
摂取量が減ってだるさはあるのですが、
出てくるはずの痛みが出てこなくて凄いなと思っています。
一番大きかったのは、自分を責めることがなくなったということではないでしょうか。
今までは、薬を飲むことに罪の意識を持っていて、
その罪の意識をなんとかしようとまた薬を飲むという悪循環でした。
佐藤
自分で自分を責める気持ちがなくなったことが、薬が減った一番の原因ですか?
川端
そうですね。今までは、考えれば、考えるほど、
「何をやっているのだろう」っていう責める気持ちが出てきて・・・・・・。
自分は悪いことをやっていると思っていたけど、
認めてもらえた、許されたという感じでしょうってか。
※
何か悪いことをしたときに、罪の意識は必要です。
罪の意識がなければ、さらにやってしまう可能性があります。
そうならないために、罪の意識があると言ってもいいのです。
しかし、川端さんはこのようにおっしゃいました。
「罪の意識は自分で責める心になって、それが苦しくまた薬を飲むのだ」と。
罪の意識は、本来自分を守るためのもので、
味方であったはずのものが、敵になってしまったわけです。
人間の心というものは、良いと思うことでも悪く作用することはあります。
だから私は、人間の心(=偽我)ではなく、内なる神の心である真我から目を離しません。
そこには罪もないし、すでに許されている完全な世界があります。
神が創ったままの完全に姿。そこから目を離さないことです。ここが一番大切です。
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次回につづきます。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。