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所長マイクのブログ,2019年ブログ2019/11/25
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なぜ「親が変われば、子どもは変わる」のか
なぜ「親が変われば、子どもは変わる」のか
親御さんが治療に取り組み、親御さんご自身が変化されることで、治療に取り組んでいないお子さんが同時に変化するということが多々起こっています。
一般に因果関係が明確ではなく、偶然のように同時に起こる事象のことを「シンクロニシティ」「共時性」と呼びます。
「偶然に思える出来事だが、実は何らかの関連性がある」ということです。
ある人が心の中で想っていたことが現象的に誰かの思いと一致することや、テレパシーというしかないような一致の数々が起こることもあります。
シンクロニシティは偶然という言葉だけでは説明がつけられない、何か目に見えない存在が動いているとしか思えないケースもあります。
この『偶然の一致』ともいわれる数々の事象は、一体どのように解釈すれば良いのでしょうか?
実はシンクロニシティも、集団的無意識も、「分析心理学、後のユング心理学を提唱した精神科医、心理学者のユング」が提唱したものです。
集団的無意識は潜在意識の深層の意識で、「目に見えない何かで人々は全員つながっているから、シンクロニシティが起きる」と訳される意識を指します。
実際に「人と人はDNAの信号によってつながっている」という科学的な実証にも成功していることから、不思議な事象ではないとも理解できます。
量子力学で言われる「量子もつれ」という現象の研究が、「シンクロニシティ」を科学的に証明する方向となっています。
※「量子もつれ」とは、たとえば遠く離れた2つの粒子に関して、一方の粒子についての観測(意識)が、もう一方の粒子の観測結果(意識)に影響を与えることがある。
これを量子もつれと呼ぶ。
(東京大学国際高等研究所の解説より)
これらのことから、シンクロニシティ(共時性)は、確かに存在するといえるのではないでしょうか?
ましてや、人間の五感では認識できない人間の存在そのものを司る意識は1つ。
量子力学で証明されている1つの同じエネルギーで出来ている全宇宙。
シンクロニシティ(共時性)が起きても、なんら不思議ではないとさえ言うことができるのです。
ではまた明日。
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