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所長マイクのブログ,2019年ブログ2019/08/05

快挙達成!おめでとう


 

「入った!!!」

 

 

最終日18番の6メートルのパットを沈めた瞬間、つい声を出してしました。

 

 

時間は午前3時頃。

 

 

舞台は、米女子ゴルフのAIG全英女子オープン、開催地はイギリスのミルトンキーンズ・ウォバーンゴルフクラブ。

 

 

女子プロゴルファー黄金世代の渋野日向子がやってくれました。

 

 

実に42年ぶりという海外メジャー優勝という快挙達成です。

 

 

日本勢では男女を通じ、77年全米女子プロを制した樋口久子以来2人目のメジャー優勝です。

 

 

渋野日向子は、2度目の挑戦で昨夏のプロテストに合格してから、まだ1年の20歳。

 

 

試合中絶えず笑顔を振りまくことで、人を元気にすることから、イギリス現地での女性記者の一人に「You are Smile Cinderella」(あなたは“スマイルシンデレラ”ね)と命名されたのです。

 

 

このことはメディアを通して一気に世界へ広がっていきました。

 

 

その「笑顔のシンデレラ」が、ついに、世界の頂点に立ったのです。

 

 

寝不足覚悟で、午前3時ごろまでテレビのゴルフ生中継をみるほど、なぜゴルフのファンなのかと言うと、カナダ在住のときには、毎週ラウンドするほどはまったのがゴルフだったからです。

 

 

妻からは「ゴルフウィドウだ」と言われるほどでした。

 

 

ちなみに「ゴルフウィドウ(golf widow)」とは、ゴルフに夢中な夫に放っておかれ、ないがしろにされた妻を表現した言葉で、当然そこには不満が高まったニュアンスが含まれています。

 

 

ゴルフを始めたきっかけは、学生時代に友人と、友人のお父さんのゴルフバッグを持ち出して、河川敷でゴルフゲームを始めたことです。

 

 

見よう見まねのゲーム感覚で始めたのですが、それがきっかけで高校生の時のバイトはゴルフのキャディー。


 

そのバイト代を貯めて、ゴルフクラブを1本ずつ買うのが楽しみでした。

 

 

社会人になると本格的にゴルフにのめり込みました。

 

 

といってもあくまでも趣味の範囲ですが、「13000発、プロの道は厳しい」などと何かの宣伝文句を口ずさみながら練習したものです。

 

 

2004年に日本に移住してきてからは一度もラウンドしていませんが、各種大会ラウンドの経緯、特に海外メジャー大会はいまだにチェックしています。

 


時差があるため、早朝か、深夜になってしまいますが、テレビ観戦できる時は必ず見ます。

 

 

今回の渋野日向子の優勝はもちろんですが、何が凄いと言っても、彼女の絶やさない「笑顔」です。

 

 

彼女ほど「笑顔」を絶やさずプレーをする選手は、これまでに前例がありません。

 

 

メジャー大会に限らず、特に優勝争いをしている時の「最終日上がり3ホール」のプレッシャーはごく限られたしか経験できません。

 

 

渋野日向子は、入れれば優勝、パーならプレーオフ、ボギーなら2位という世界中のファンが見守る最終日18番でもはち切れるような「笑顔」を振りまき、プレッシャーを感じさせないまま、見事バーディーをとって優勝を決めました。

 

 

そのスタイルに全世界のプレーヤー、ゴルフファンを驚かせたことは間違いないでしょう。

 

 

「笑顔は一瞬にして相手の心を開かせる最高のプレゼント」とは、佐藤康行の言葉です。

 

 

「足元と光に変え、そして世界を光に変える」そして「世界を笑顔に変える」という佐藤先生の言葉を、彼女は文字通り実践しているようにも感じます。

 

 

女子プロゴルファー渋野日向子、これからも目が離せません。

 

 

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