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コラム2022/02/10

うつ病と五月病の違いとは?それぞれの概要とともに解説

うつ病と五月病の違いとは?それぞれの概要とともに解説


“うつ病”と“五月病”は、いずれも気分がすぐれないという状態を含む言葉のため、一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

うつ病と五月病は厳密には別のものですが、ときに強く関連しているという場合もあります。

 

そこで本記事では、うつ病と五月病はどのように違うのか、またどのような共通点があるのかを解説します。

気分がすぐれずお悩みの方はぜひ最後まで読んでみてください。

 

うつ病とは

 

うつ病とは、大きな精神的および肉体的なストレスが主な原因で、脳が正常に働かなくなってしまう病気のことです。

症状にはいくつか種類があり、人によってどの症状が出るのか、またどの程度の症状が出るのかは個人差があります。

 

うつ病の症状の一例


  • ・常に気分が落ち込んでしまう
  • ・涙もろくなる
  • ・食欲が落ちる
  • ・なかなか眠れなくなる
  • ・過度に寝てしまう


厚生労働省の基準では、うつ病は「気分障害」に含まれる病気とされています。

気分障害とは、気分が極端に落ち込むことや、反対に高揚することが一定の期間続くことにより日常をきたしてしまう病気の総称です。

 

うつ病は医療機関での診察や治療の対象になっており、適切な治療薬の処方やカウンセリング療法などを行って治療していきます。


これら以外にも、うつ病で心と体に出てくる症状はあります。

少しでもうつ病を疑っている方がいらっしゃいましたら、こちらをチェックしてみてください。

気持ちが楽になるかもしれません。


つ病で心と身体に出てくる症状や発症の原因について徹底解説

 

五月病とは

 

五月病とは、学校や職場など、四月からスタートした新しい環境に慣れないことによるストレスから、五月の連休明けぐらいの時期に心や身体の不調を感じ始める症状のことです。

 

五月病の症状としては以下のようなものが挙げられます。 

五月病の症状の一例

  • ・やる気が出ない
  • ・身体のだるさを感じる
  • ・疲れやすくなる
  • ・食欲がわかない

 

五月病は、名前に“病”とはつくものの、医学上で正式に認められた病名ではありません。

人によっては、慣れない環境で一時的に気疲れを起こしているにすぎず、環境に慣れていくにつれ自然と元気を取り戻せることもあり得ます。

 

しかし一方で、五月病がきっかけで、うつ病やうつ病によく似た適応障害と呼ばれる心の病となってしまう場合もあります。


うつ病と五月病の共通点

 

うつ病と五月病は、原因と症状がそれぞれとても似ています。

いずれも強いストレスが原因で、身心にさまざまな不調をきたしてしまうという症状です。


うつ病と五月病の違い

 

うつ病と五月病はよく似た症状ですが、細かな部分で違いがあります。

ここでは、うつ病と五月病の2つの違いを詳しく紹介します。

 

違い①医学上での扱い

 

うつ病は、厚生労働省の基準でも認められているれっきとした病名です。

対し、五月病という病名は厳密には存在しません。

日本において五月ごろに見られる一過性の身心の不調や、“適応障害”と呼ばれるうつ病とは別の病気をさす通称として使われています。

 

適応障害とは

 

五月病には適応障害と呼ばれる病気が含まれることがあるため、適応障害についても簡単に解説します。

適応障害とは、特定の環境に対し強いストレスを感じることが原因で身心に不調が現れる気分障害のことです。

 

症状はうつ病とよく似ていますが、“特定の環境”によるストレスが大きな要因である、という点はうつ病と違います。

うつ病も特定の環境が原因で発症につながることがありますが、小さな要素の積み重ねが原因となる場合もあります。

 

違い②症状の続く期間

 

一般的にうつ病は、治療開始から回復までにおおよそ3~6か月かかるとされており、ときには年単位でなかなか症状が改善されないという場合もあります。

一方で、五月病は特別な治療を行わなくとも環境に慣れさえすれば1~2か月で回復できる場合もあり、一過性の不調だけで落ち着くことも珍しくはありません。

 

ただし、最初は一過性五月病の場合でも、環境になかなか慣れることができずに強いストレスが続くような状況であれば、うつ病や適応障害につながってしまうことがあります。

うつ病や適応障害を発症し、適切な治療を受けられなければ、それだけ症状が続く期間も長くなってしまうでしょう。


五月病からうつ病になってしまうこともあるため過度なストレスは控えましょう

 

今回は、うつ病と五月病の違いを紹介しました。

 

うつ病と五月病は、症状がとてもよく似ているものですが、比較的長期化することの多いうつ病に対し、五月病は一過性の症状である場合もみられます。

しかし、五月病をそのままにしておくと、過度なストレスの蓄積によってうつ病や適応障害につながってしまう可能性もあります。

「五月病かもしれない」と感じたら、できるだけストレスを感じない生活を心がけ、なかなか改善されないという場合は一人で悩まずに医療機関にかかりましょう。

 


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