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カウンセリングセンターへの移行について
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YSこころのクリニックに通院中のみなさまへの大切なお知らせ
ありがとうございます。
このたび、YSこころのクリニックの診療を、
2024年8月17日(土)をもちまして終了させていただくことにいたしました。
このたびの診療終了により、通院中のみなさまには、
多大なるご迷惑と不便をおかけすることとなりますことを、深くお詫び申し上げます。
【診療終了の理由について】
YSこころのクリニックの設立の原点は、
「YSメソッドを、日本と世界の医療の中で精神療法として確立し、
うつ病で苦しむ方や自殺者をゼロにする社会を実現すること」です。
今回の診療終了は、この目的を一日でも早く実現するために、
医療機関という枠組みを越えていこうとするものです。
いま、日本でも世界でも、うつ病患者は増加の一途です。
WHO(世界保健機関)は、2030年にうつ病が世界で最も
大きな健康問題になると警鐘を鳴らしています。
今ほど、当院の設立の原点を発揮することを社会が求めているときはないと、
当院の責任として感じています。
なぜなら、私たちがご提供しているYSメソッドによるうつ病の治療では、
90日間で90%以上が寛解するという臨床成績を上げているからです。
うつ病で苦しむ方々の願いに真に応えていくために、
YSメソッドをYSこころのクリニックという1つの医療機関の中にとどめるのではなく、
全国の医療機関に広げていくことをめざします。
その実現のために、あえて医療機関の枠組みを外し、
YSこころのクリニックの人的資源、経営資源、
これまで培った経験のすべてを、
YSカウンセリングセンターに集中します。
そしてYSカウンセリングセンターを軸に
全国の医療機関・精神科医の方々との連携をつくっていくことによって、
より多くの精神疾患で苦しむ方が救われていくようにしていきます。
これが、今回の診療終了の最大の理由です。
YSこころのクリニックでは、日本の精神医療の現状のもとにありながら、
病を治したいと真剣に願っておられる患者様の思いにお応えできるようにと、
さまざまな挑戦を重ねてきました。
現在の保険医療制度の下では、「5分診療」という言葉があるように、
薬を処方して短時間で診察を回していく診察方法をとらなければ、
クリニック経営が成り立たない仕組みになっています。
この制約を乗り越えるために、開院からの10年間の中では、
自費クリニックとして運営した時期や、
精神科デイケアを運営することも行ってきました。
それはひとえに、「YSメソッドによる治療を、確実に、安定して提供する」ためでした。
これまで重ねてきた実践から得た結論が、
YSメソッドによるうつ病治療を一人でも多くの方に受けていただくために、
医療制度の制約から自由になることです
これからは、YSカウンセリングセンターが直接、
YSメソッド治療を希望される方のご相談を受け付け、
メソッドに取り組んでいただく全面的なサポートをしていきます。
どこの医療機関を受診されていても、
その医療機関で処方を受けるなどして通院しながら、
YSカウンセリングセンターでうつ病の根本解消に取り組んでいただけます。
【転院手続きのお願い】
このたびの診療終了により、通院中のみなさまには、
多大なるご迷惑と不便をおかけすることとなりますことを、あらためてお詫び申し上げます。
みなさまには大変お手数をおかけいたしますが、
診療最終日となる8月17日(土)までに他院への転院手続きを進めていただけますと幸いです。
紹介状(診療情報提供書)を希望の方は、診察をご予約の際にお申し出ください。
傷病手当申請書、自立支援医療制度、障害年金を受けていらっしゃる方は、
医療機関の変更手続き等が必要になります。
切り替えの手続きにはお時間を要しますので、
お早目にお手続きのご準備をお願いいたします。
詳しくは以下をご確認下さい。
生活保護受給者の方はケースワーカーさんにご相談ください。
今後の受診や転院についてのご相談をご希望の方は、
お時間を設けさせていただきますので、ご連絡ください。
【みなさまへのサポートについて】
みなさまが、これまでYSこころのクリニックに
お寄せいただいた信頼にお応えできますよう、8月までの診療期間中はもちろん、
YSこころのクリニックが診療を終了した後も、
YSカウンセリングセンターより、
みなさまの継続的なサポートをさせていただきます。
これまでYSこころのクリニックに在籍していたスタッフは、
YSカウンセリングセンターのスタッフとして、
みなさまのサポートやカウンセリングなどを担当します。
転院後も、カウンセリングやYSメソッドのカリキュラム受講は継続していただけますし、
転院先でのお困りごとなどがあった場合も、
こちらでご相談を承りますので、安心してご連絡いただければと存じます。
最後になりますが、
通院中のみなさまには、
計り知れないご不便とご心配をおかけすることとなりますこと、
重ねて心よりお詫び申し上げます。
みなさまのご理解とご協力を、心からお願い申し上げます。