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コラム2021/08/20
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高校生のうつ病はなぜ起こる?原因と接し方を解説
高校生のうつ病はなぜ起こる?原因と接し方を解説
10代の多感な時期である高校生は、心身ともに多くの経験をする時期です。
そのため、明確な理由がなくてもイライラしたり不安を抱えたりする方も多いでしょう。
さらに、成長期だからといって不安定な精神状態をそのまま放置し、結果的にうつ病へと発展してしまうことも少なくはありません。
こちらの記事では高校生のうつ病がなぜ起こるのかを解説します。
家族や友人がうつ病になり心配だという方にも参考にしていただける内容です。
高校生のうつ病はどれくらいの割合で起こる?
2020年に国立成育医療研究センターが手がけた調査では、コロナ禍において高校生がうつ病になる割合は30%に登るという結果が出ました。
また、コロナ禍に限らずうつ病になるケースは、100人に10人程度あるとも言われています。
若い世代にうつ病は起こりづらいといった見解がなされた時代もありましたが、現代は実に多くの高校生がうつ病に悩まされていることがわかるでしょう。
出典:国立成育医療研究センター:
https://www.ncchd.go.jp/center/activity/covid19_kodomo/report/finreport_04.html
高校生がうつ病になりやすいのはなぜ?
高校生は、中学時代よりもさらに進路に悩む年代に入ります。
周りの友人やクラスメイトの頑張りばかりが目に入り、将来への不安や焦りが募りやすくなるケースも増えるでしょう。
また、思春期であり感受性が豊かになるため、傷つきやすくなる時期でもあります。
加えて、体も急激な変化が起こり、親にも話せないような悩みに苛まれる方も少なくありません。
高校生は、これらの複雑な背景が絡み合い、うつ病が発症しやすくなります。
うつ病になった場合の接し方とは?
家族や友人など、高校生がうつ病になったと気づいたら、接し方に気をつける必要があります。
特に、高校生のうつ病では、心身ともに戸惑いが多く、自分自身うつ病であることに気が付いていないケースも少なくはありません。
こういった場合、そっと近くにいて高校生の不安に寄り添うことが大切です。
また、うつ病になると判断力が鈍ったり否定的になったりする傾向にあります。
急いで進路を決めるように促したり、追い込んだりするような言葉をかけるとうつ病が悪化しかねません。
側で見守る方も、焦ることなく大らかに見守るように心がけましょう。
大学生が抱えるうつ病の実態
高校生のうつ病の原因や接し方についてご紹介しました。
高校生は心身共に大きく大人に近づきますが感受性が豊かになるため、傷つきやすくなる時期であるということも理解しておきましょう。
また大学進学すると慣れない土地で一人暮らしなどうつ病のリスクが高まることがあります。
下の記事では大学生のうつ病について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
高校生がうつ病になったらまずは相談をおすすめします
いかがでしたでしょうか。
この記事をご覧いただくことで、高校生におけるうつ病についておわかりいただけたかと思います。
うつ病になった本人だけではなく、周囲にいる方も高校生のうつ病に気が付いたら、一人で悩むことなくまずは相談ください。
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