うつ病や認知症は精神科を受診する？内科でもうつ病検査はできるのか

うつ病や認知症は精神科を受診する？内科でもうつ病検査はできるのか

  うつ病や認知症に悩む人が年々増加傾向にあります。あまり共通点がなさそうな2つの病ですが、実はとても関連性の高い病として知られています。 精神科やメンタルヘルス科など、心の病を専門とする診療科も増えてきていますね。しかし実際のところ、うつ病や認知症の疑いがある方はどの診療科を受診すべきなのでしょうか？ そこで今回は、うつ病の方が内科を受診するメリット、そして認知症の方が精神科を受診するメリットについて詳しく解説します。

内科でうつ病検査が受けられる？

  うつ病というと、精神科や精神内科などを受診するイメージですが、必ずしも精神科を受診しなければならないわけではありません。多くの人たちに馴染みがある「内科」でも、うつ病検査を受けることができます。 そこでここからは、内科でうつ病検査を受ける3つのメリットについて、詳しくご紹介します。

メリット1｜胃痛や吐き気などの症状も専門医がチェックしてくれる

  内科を受診することで、うつ病だけでなく身体の不調についても診断してくれます。胃痛や吐き気、過敏性大腸症候群など、うつ病の方が患うことの多い諸症状についても、専門医が病気の状態を確認してくれるのでとても安心ですね。 必要な薬の処方はもちろん、具体的に身体のどの部分に不調があるのかを知ることもできるため、うつ病を疑った場合はまず内科に受診することをおすすめします。

メリット2｜精神科を受診するよりもハードルが低い

それまで精神科にかかったことがない人は、精神科を受診することに、とてもハードルが高いと感じてしまいがちです。また精神科に関する知識がないと、より一層どこの病院で受診すべきかわかりませんよね。