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2019/09/28
減薬・断薬の方法 37 「薬物療法の研究」

薬物療法の研究

 

減薬・断薬するに当たって、薬物療法についての研究を見てみます。

 

 

「どの薬が効果を期待できるか」

「効かない場合の次の処方の選択は何か」

「組み合わせはどうなのか」

「どのように処方するのがよいのか」

「薬物療法の効果はどうか」

 

等です。

 


世界的には様々な研究が行われています。

 

 

米国NIMH30億円をかけて実施した実践的大規模RCTSequenced Treatment Alternatives to Relieve Depression (STAR*D)は、規模では最も有名です。

 


2009年、日本・イタリア・イギリスの合同チームが、大うつ病の急性期治療において12個の新規抗うつ剤同士を比較したRCT117(25928)の系統的レビューの結果がLancet誌に発表されています。

 


201012月から20153月にかけて、日本全国48医療機関にて合計2011人の未治療うつ病エピソードの患者(平均年齢43歳、女性54%)の参加で行われた日本国内では最大規模に匹敵するSUND projectによる「抗うつ薬の最適使用戦略を確立するための多施設共同無作為比較試験」もあります。

 


結論的には、十分量の抗うつ剤の十分期間の治療でも、

 

反応(うつ病重症度が治療開始時の半分以下になる)率は約50

 

寛解(ほぼ正常気分になる)率は約30%に過ぎないという事実が浮き彫りとなっています。

 

 

これが、うつ病治療の困難点の一つとなっています。



さらに薬物療法の現実としては

 

寛解率が30

 

その30%のうち、60%が再発

 

一度再発すると、1度目は70%、3度目は90%以上

 

 

つまりこの図式では、治る可能性は限りなく低いということになります。

 

 

これが薬物療法の限界です。

 


 

出口のない迷路のようです。



この事実を無視すると、結局損をするのはあなた自身です。

 

 

答えは明白。

 

 

根本治療を可能にする治療法を選択し、薬は一時的には使用しても確実に手放していくことです。

 

 

賢明な選択をするかどうかはあなた次第となります。

 

 

ではまた明日。

 

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