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コラム2021/10/14

うつ病でイライラしてしまう原因や対処方法について解説


うつ病にかかってしまうと、さまざまな「心のトラブル」と「身体のトラブル」が引き起こされます。
特に感情面では普段とは全く違う状態になるため、うつ病になっている本人も原因がわからず、苦しい思いをしてしまうのです。
うつ病によって発現する、苛立つ感情には、原因や特徴があります。


わけもなく苛立ってしまっているのなら、うつ病のり患を疑う必要があるでしょう。
そのためこの記事では、うつ病よってイライラする感情の原因や苛立っている人の特徴、症状について解説します。
うつ病によって苛立つ原因や症状を知りたい方は、ご参考にしていただければ幸いです。


うつ病でイライラする原因、理由


うつ病で苛立ってしまう原因は、うつ病によってもたらされる心の症状を整理することでわかります。
うつ病の精神症状には、以下のようなものがあります。

【うつ病がもたらす症状の具体例】

・なんとなく気が重い
・何をしても楽しくない、興味が沸かない
・何かに急き立てられるように、焦る
・言葉にできないような絶望感やむなしさ、孤独感を感じる
・悪いことをしたような気分になって、自分を責める

上記のように、うつ病になると自分に対して否定的になります。
感情をうまくコントロールできず、好きだったはずのことにも興味が持てない状況が続くのがうつ病です。

わけもなく絶望的な気持ちになり、自分のことも理由なく否定したくなります。
なかには自殺したい感情が沸くこともある、恐ろしい症状です。

こうした状況では、「うれしい」「楽しい」といったポジティブな感情は、どうしても抱きにくくなってしまいます。
そしてその状況に対してさらに必要以上の焦りや不安を感じるようになり、そこから苛立ちに至るのです。
まじめな人ほど「どうにかしなきゃ」の気持ちが強く、それでも感情をコントロールできない状況に、さらに苛立ちが募ります。

また、症状改善のために服用している、抗うつ剤の作用によって苛立ってしまうこともあるとされています。
抗うつ薬の一部には、不安や焦燥感、パニック発作などにつながる可能性がある薬もあるのです。

うつ病でイライラしている人の特徴・症状



うつ病で苛立っている人は、周囲から見ると感情的で怒りっぽい性格の人に見えます。
うつ病を患うと、気持ちをコントロールできずに、感情的になることがあるのです。

焦燥感に駆られ続けていると、誰かに指摘されたことを非難されているように感じやすくなります。
そのため、周囲の方は言葉遣いに注意する必要があるでしょう。

また、焦りからきている怒りであるため、じっとしていることができずにそわそわしているのも特徴のひとつです。
うろうろと動き回ったりじっと座っていられなかったり、ときには早口になることもあります。

さらに注意散漫となるため集中力が低下し、仕事の効率が落ちたり普段ならしないようなミスをしてしまったりします。
さまざまなことを考えてはいるのですが、考えがまとまらないために混乱してしまうこともあるでしょう。

そして今度は「自分には価値がない」「みんなに迷惑をかけてばかりだ」と思い込み、さらに自責の感情を強めてしまいます。

イライラするときの対処法

うつ病の症状として、イライラしたり、怒りやすくなったりなどの症状があります。
 そういった状態が長時間続いてしまうと、さらに症状は悪化してしまいます。
どのような対処方法でイライラを解消すれば良いのでしょうか。

今回は、イライラの解消方法を2つご紹介します。

深呼吸をする

イライラしている時は、呼吸が浅くなっている場合があります。
深呼吸をして、呼吸を整えてあげましょう。

イライラを抑える深呼吸のポイントは息の吐き方です。
イライラしている時に深呼吸をする際は、短く勢い良く「ハッ」っと吐き出します。

また空気を吸うときは鼻から吸い込んで、口から吐き出しましょう。
肺やお腹など体全体に空気を入れるようなイメージで行いましょう。

呼吸に意識を向けると、雑念が取れイライラした感情が落ち着きます。
慣れてくると、イライラした感情のコントロールを深呼吸でできるようになります。

休息をとる

イライラした感情が続く場合は、うつ病を発症している可能性があります。
うつ病は病気です。 発症したと感じたらゆっくり休みましょう。
「情けない」「迷惑をかける」などの感情は捨てましょう。

うつ病はストレスが原因で発症します。
ストレス社会の現代において、誰にでも起こる可能性がある病気でもあります。
「困った時はお互い様」といった言葉があるように、まずは自分の体調をしっかり整えましょう。

うつ病が完治して復帰するときに、お世話になった方にお礼やお返しをすれば大丈夫です。
イライラする原因と距離を取り、体を休ませてあげましょう。
何かをしていないと考え込んでしまう場合は、リラックスできるものを探しましょう。
旅行やマッサージなども効果的です。

食生活を見直す

食生活の乱れにより、感情がうまくコントロールできていない可能性があります。
イライラした感情が続く場合は、食生活を見直しましょう。
食生活が乱れると、感情のコントロールや腸内環境まで影響を与えます。

バランスのとれた食事や必要な栄養素を十分摂取するよう心がけましょう。
イライラした感情やうつ病の悪化を防ぐためにも、食生活の改善は必要不可欠です。

食事を見直したい方はぜひご覧ください。
うつ病は食べ物でも改善できるって本当?効果的な栄養素は?

イライラの放置は危険

イライラした感情をそのまま放置してしまうのは非常に危険です。
 イライラした感情を放置してしまうと、うつ病を発症させてしまう危険性があります。
発症したうつ病を完治させるには、かなりの費用や時間が必要です。 症状が悪化してしまうと、社会機能の低下や私生活まで影響が広がります。

イライラした感情が続き、感情の起伏が激しくなったと感じたら、放置せずに精神科や心療内科を受診しましょう。


うつ病と急激な体重減少の関係 

今回の記事ではうつ病によってイライラする感情の原因や苛立っている人の特徴についてご紹介しました。 
訳もなく苛立ってしまっているのならうつ病の疑いも視野に入れておくことが非常に重要です。

 また下の記事では急激な体重減少を引き起こす疾患とうつ病の関係について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
 

あなたのお悩みをまずはご相談ください


いかがでしたでしょうか。
この記事を読むことで、うつ病による苛立ちの原因や、苛立っている人の特徴・症状についてご理解いただけたと思います。
うつ病による苛立ちは焦燥感からきているものであり、そこからさらにさまざまな症状が発現する可能性があるでしょう。

YSこころのクリニックでは、うつ病で苦しい思いをされている方に対して独自のメソッドで治療を提供しています。
さまざまな患者さまの悩みと向き合い、一緒に治療を進めていますので、お悩みの方はひとりで抱えずにご相談していただければ幸いです。

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