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コラム2021/10/14

急激な体重減少に悩む方に!原因や対策方法について解説

「特に心あたりがないのだけど、なんだか急に体重が減ってしまった……どうして?」

上記のように、急激な体重減少に悩まされている方は、決して少なくありません。

特にダイエットをしているわけでもないのに体重が減ってしまうと、不安な気持ちになるものですよね。

急激な体重減少を引き起こす疾患にはある程度代表的なものがあるため、簡単に把握しておくと早期の受診・治療につながるでしょう。

そのためこの記事では、急激な体重減少を引き起こすと考えられる、鬱棒をはじめとする主な疾患について解説します。

急激な体重減少に悩まされている方は、ご参考にしていただければ幸いです。

 

日常生活で起こりえる原因


体重が減少している場合、いくつかの原因が考えられます。
通常であれば喜ばしいことかもしれませんが、心当たりのない急激な体重の減少には注意が必要です。

ではいくつかの原因についてご紹介していきます。

ダイエットなどの食事制限

まずは、ダイエットなどで食事制限をしている場合です。
ダイエットのために食事量を減らしたり、低カロリーのものを食べたりしていると体重は減少します。
理由としては、体の脂肪や筋肉量が減ってしまうからです。

女性であれば、一度くらいはダイエットした経験があるでしょう。
ですが、過度なダイエットは、体にとってかなり負担が大きいです。
過度なダイエットは神経性食欲不振症、いわゆる拒食症に繋がります。

また栄養バランスが崩れ、体の機能が正常に働かなくなります。

ストレス

続いては、ストレスが原因の場合です。
精神的なストレスを長期間溜め込んでいると、交感神経が持続的な興奮状態になります。
ですが、吸収を促す働きがある副交感神経が興奮状態によって抑えられてしまうので食欲が低下してしまいます。

またストレスが原因で消化不良を起こしている場合もあるようです。
ストレスが原因で消化器官が弱くなっており、その結果、下痢や嘔吐などの消化不良が起きます。

こういった影響で食事量が減ったり、食事を取っていても十分な消化吸収が行われなかったりすると考えられます。

スポーツなどによるエネルギー消費

最後は、エネルギー不足の場合です。
こちらは消費エネルギーよりも摂取エネルギーの方が少ないため、体重が減少している状態です。

激しいスポーツや体を動かす仕事をしている場合、多くのエネルギーが必要となります。
運動量に対して、摂取エネルギー量が不足している場合は、体重の減少が起こりやすくなります。

体重減少の原因となり得る主な疾患

 


ここでは、体重減少の原因になる可能性がある主な疾患を紹介します。


うつ病


うつ病になると、抑うつ気分や興味の消失などのこころのトラブルのほかに、睡眠障害や食欲不振などの身体のトラブルも発生します。

上記のような症状が続き、そのまま2週間以上経過した場合、うつ病の可能性が高まります。

うつ病は、食欲不振による体重減少の大きな原因のひとつです。

しかし身体の不調とうつ病とがすぐに結びつかないことも多く、放置して悪化してしまう可能性があります。

原因不明の体重減少に陥った場合、うつ病の可能性を疑ってみた方がよいでしょう。

 

神経性食欲不振症(拒食症)

 

痩せ願望や肥満に対する恐怖心から、極度の食事制限や食べ物を吐く習慣がついてしまい、体重が減少することがあります。

元の体重の20%以上も減少することがあり、深刻な健康被害につながる可能性も否定できません。

拒食症の多くの人は体重や体型に対する認知がゆがんでおり、痩せているにも関わらず太っていると感じてしまいます。

女性の場合は数か月以上無月経が続くこともあり、元気にみえても突然不整脈を起こして死亡するケースもある怖い疾患です。

 

慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍

 

急性胃炎を繰り返したり、ピロリ菌感染症にり患したりすることで、慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍を患います。

長期的なストレスが原因であることもあり、決して軽視できません。

過剰な胃酸や薬の刺激によって胃や十二指腸が傷つき、それが進展すると潰瘍になってしまいます。

慢性胃炎の場合は食後、十二指腸潰瘍の場合は早朝や空腹時にみぞおち辺りが痛みます。

 

吸収不良症候群

 

身体にとって必要な、栄養素と水分を吸収できなくなる疾患です。

体内の栄養が不足し、食欲不振を実感していない状態でも体重減少が発生してしまいます。

そのほかにも慢性的な下痢や全身のむくみ、貧血や口内炎などの症状がみられます。

また、脂肪の吸収不良によって脂肪分を多く含んだ脂肪便が排出されるのも大きな特徴のひとつです。

脂肪便は、便器の水の中で浮く特徴を持ちます。

 

潰瘍性大腸炎

 

大腸の粘膜にただれや潰瘍ができる、炎症性疾患です。

近年になって患者数が急増しており、20代の若年層によく発症しています。

この疾患は再発のリスクが非常に高いことでも知られており、下痢に伴う粘血便が出る厄介な疾患です。

重症化すると、発熱や腹痛、貧血などの全身症状につながります。

また、大腸による吸収が困難になることから長期間下痢が継続することもあり、それによって体重減少がみられることも多々あります。


日常生活でできる対策


これまでの原因を踏まえ、日常で行える予防対策はあるのでしょうか。
 体調を崩しやすい女性にとって、日々の健康管理はとても重要です。

今回は、「食事」と「ストレス」の2種類に分けてご紹介していきます。

バランスのいい食事

やはり、食生活は健康的な生活を送るうえでとても重要です。
ダイエットでの食事制限は、かなりリスクがあります。 できるだけ控えた方が良いでしょう。

たんぱく質やビタミンなど、栄養バランスのとれた食事ができるよう意識してください。
栄養管理が難しい場合は、栄養管理ができるアプリなども上手く活用してみましょう。

下記の記事では、うつ病治療の際に取り入れたい栄養素や食べ物を紹介しています。
食事を見直したい方はぜひご覧ください。

ストレスを溜めない

ストレス社会の現代において、ストレスを受けない環境づくりはかなり難しいです。
 そのため、ストレスを溜め込む前に趣味やスポーツなど、自分に合うストレス解消法を探しましょう。

また質の良い睡眠は、ストレス軽減にも効果があります。
40度くらいのお湯に浸かったり、寝る前にマッサージしたりと体の緊張を解してあげましょう。

イライラが止まらないのはうつ病?

 今回の記事ではうつ病と急激な体重減少の関係についてご紹介しました。

急激な体重減少はうつ病の可能性もあることはご存じでしたか?

 また身体のトラブルだけでなくイライラするといった心のトラブルもうつ病には関係があるのでしょうか。

 下の記事ではうつ病とイライラする原因や関連性ついて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

 

うつ病によるイライラする感情の原因や特徴、症状


急激な体重減少に悩む方はうつ病の可能性を疑い受診しましょう

 

いかがでしたでしょうか。

この記事を読むことで、急激な体重減少を引き起こす原因となる疾患について、理解が深まったと思います。

急激な体重減少の原因としてはうつ病の可能性も高いため、早期に受診してみることが最善策でしょう。

 

YSこころのクリニックでは、うつ病で苦しい思いをされている方に対して独自のメソッドで治療を提供しています。

うつ病による体重減少を放置せずに、辛いと感じたらお気軽にご相談していただけたら幸いです。

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ぜひチェックしてください。


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