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コラム2021/11/14

うつ病で休職後は復職・転職どちらが最適?適切に判断するポイント

うつ病が原因で休職を検討中の方や実際に休職中の方のなかには、復職すべきか、それとも転職をすべきか悩んでいる方も多いでしょう。

 

そこで今回は、うつ病の方が転職・復職される際に抑えておきたいポイントについて詳しくご紹介していきます。この記事を読むことで、少しでも働くことに対する不安要素がなくなることを願っています。

 

うつ病の治療では転職と復職どちらがいいかを適切に判断

就労中にうつ病を発症された方の場合は、働くことに対して強い恐怖心やストレスを感じてしまうことが多くあります。特に職場の職場関係絵や労働環境によって強いストレスを感じた方にとって、同じ職場に復職することはとてもハードルの高いことです。

 

しかし、復職に対して前向きになれないという理由だけで転職をすぐに決断してしまうことはかなり危険です。しっかりと休養と取りながら、転職と復職のどちらが最適かを考える必要があります。

 

そこでここからは、転職と復職のどちらが適切かを判断する上で重要な3つのポイントについてご紹介しましょう。

 

POINT1|しっかりと休養を取ること

ただし判断をするためには、心も体もリフレッシュする必要があります。そのため、しっかりと休養を取ることを意識しましょう。

 

まずは、有給休暇を使い2週間前後の休暇を取得しましょう。それでも回復が難しい場合や主治医の判断で職場復帰が難しい場合は、長期の療養休暇の取得を検討しましょう。

 

療養休暇を取得することで次のようなメリットがあります。

 

 

・仕事から離れることで心身ともにリフレッシュできる

・有給休暇の残数を気にすることなく休むことができる

・会社と距離を置いて、今後のことを冷静にかつ客観的に考えられる

 

しかし休む期間が長いことで、給与が保証されないケースや復職後の昇進が遅れてしまう可能性があることなどのデメリットもあるので、雇用条件等を確認しながら休暇期間を決めていきましょう。

 

POINT2|休暇中に復職か転職かを決めていく

しっかりと休養が取れて気持ちに余裕が出てきたら、今後についてしっかりと考えていきましょう。復職か転職かを選ぶ際は次の流れで進めていきましょう。

 

・休職の根本的な原因を明確にする

・休職の原因を職場に伝え、今後の対応策を一緒に考える

・配置転換などの具体的な策が見つけられない場合は転職も視野に入れる

 

うつ症状の根本的な原因が職場環境にあるかどうかをきちんと考える必要があります。転職することで、あなた自身の気持ちが楽になるかどうかを第一に考えるようにしましょう。

 

うつで転職したい人に役立つ就労移行支援事業


うつ病をはじめとした精神疾患をお持ちの方や障害を理由に就職が困難な方たちの就職サポートや支援をする制度として「就労移行支援制度」がつくられました。ここからは就労移行支援事業について詳しくご紹介します。

 

就労移行支援事業所とは?どのようなサポートを受けられる?

就労支援・サポートを行う就労移行支援事業所は、全国に3,300ヶ所以上あります。

 

この就労移行支援事業所を利用することで、次のような支援・サポートを受けることができます。

 

・日常生活を送るための総合的なサポート

・就職後に必要なビジネススキル習得訓練の実施

・実習などを通した実践的な就労支援

・就職・転職活動の支援

・就職・転職後の就労定着支援

 

どの事業所でも共通していることは、生活支援をしながら最適な仕事を見つけていくサポートをしていくことです。自習などを通して働くことへの意欲や自信を持つことで、理想の職場を探していくことができるでしょう。

 

就職先を見つけることがゴールではなく、新たな職場で働き続けること、定着することが最終的なゴールです。そのため、就職後の支援を重要視している事業所がとても多くあります。

 

就労移行支援を利用する条件とは

就労移行支援を利用するためには、次の条件があります。

 

・原則18歳以上、65歳未満

・障害や難病を抱えている

・一般企業への就職を希望しており、就職が可能な方

 

この事業を利用するためには、障害手帳は必要ありません。しかし、手帳をお持ちでない場合は医師の診断書などの提出を求められることがあります。

 

利用するための費用は、前年度の所得により変動します。

 

前年度の世帯収入

負担額

生活保護受給世帯

0

市町村民非課税世帯

0

600万円以下程度

9,300

600万円以上程度

37,200

 

実際にこの事業を利用されている方の90%を超える方たちが無料で利用できています。具体的な利用料を確認したい方は、お住まいの事業所、もしくは役所に問い合わせをしましょう。

 

就職移行支援事業を利用できる期限は原則2年間と定められています。期限内に就職に必要なスキルを身につけ、就職していくこととなります。万が一期限内に就職ができなかった場合も最大で12ヶ月の期限延長も可能です。

 

まとめ:「あなたのお悩みをまずはご相談ください」

いかがでしたでしょうか?うつ病とひとことでいっても、それぞれの状況や環境はさまざまです。そのため、復職か転職かを選択することは容易なことではありません。決して1人で判断するのではなく、主治医など第三者の意見や助言を参考に今後の働き方を見つめ直してください。

 

都内近郊にお住まいでうつ症状に悩む方は、ぜひYSこころのクリニックまでご相談ください。うつ病を根本から解決する「YSメソッド」は寛解率が90%、再発率も3%以内と高い効果を実感ただける治療法です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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