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コラム2021/08/20
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中学生はうつ病が増える時期!中学生特有の悩みを知ろう
中学生はうつ病が増える時期!中学生特有の悩みを知ろう
小学生から大人へと向かうステップの途中でもある中学生は、思春期真っ只中であり不安定な年齢です。
そのため、小さな悩みをきっかけにうつ病を発症する方が急激に増える時期でもあります。
一昔前は、子供のうつ病はないと言われる時代もありましたが、現代では中学生のうつ病が深刻になっているのは否めません。
こちらの記事では、中学生のうつ病について解説します。
中学生特有の悩みにも触れていますので、お子様の様子で気になる点がある方はぜひ参考にしてみてください。
うつ病になる中学生はどれくらいいる?
国立成育医療研究センターが2020年11月〜12月にかけて実施した「第4回コロナ×こどもアンケート」によると、回答した中学生のうち24%にあたる方が中等度を超えるうつ症状を抱えていることが明らかになりました。
コロナ禍のストレスも加わった結果ではありますが、思春期の不安定さもあり非常に高い結果と言えるでしょう。
この調査結果を見ると、大人のうつ病有病率とほとんど変わらず、多くの中学生がうつ病に悩んでいることが伺えます。
出典:国立成育医療研究センター:
https://www.ncchd.go.jp/center/activity/covid19_kodomo/report/finreport_04.html
中学生がうつ病になる原因は?
中学生でうつ病が急激に増えるのには、中学生が持つ特有の悩みが影響しています。
小学生とは異なり、中学生は体や心が一気に成長する時期です。
心身共に不安定な中でありながら、部活動や塾など小学生時代よりも人間関係の幅が広がります。
刺激的な毎日である一方で、些細なことで挫折をしやすくなったり傷つきやすくなったりする傾向にもあるでしょう。
こういった成長期は、人生において非常に大切な時期ですが、うつ病の原因となる可能性も十分にありえます。
中学生がうつ病になった場合の接し方について
うつ病になった場合、学校や病院のサポートに加えて、家族や友人といった周囲の力も回復に役立ちます。
そこで、大切な接し方は、相手の人が、いつでも声がかけられるオープンな関係性を用意しておく方法です。
無理に話を聞いたり状況を確認したりしようとするのではなく、「いつでもあなたの話を聞くことができる」ということを伝えた上で、安心して会話ができる環境づくりを意識しておくように心がけるとよいでしょう。
高校生のうつ病はなぜ起こる?
中学生のうつ病の原因や接し方についてご紹介しました。
紹介した通り中学生というのはうつ病が増えやすい時期なのでしっかり理解しておくことが重要です。
また中学生から高校生に進学すると環境も大きく変化しうつ病のリスクが高まることがあります。
下の記事では高校生のうつ病について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
中学生のうつ病に気が付いたらまずは相談をしよう
いかがでしたでしょうか。
この記事をお読みいただくことで、中学生のうつ病についておわかりいただけたかと思います。
うつ病は大人だけの問題ではありません。
中学生でも十分うつ病になる可能性があることを理解しておくことが大切です。
そして、一人で悩むことなく、あなたやあなたの身近な方の悩みについて、まずはご相談ください。
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